生理で勉強できない!やる気も集中力もない時にできる5つの対策
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2021年8月4日

生理で勉強できない!やる気も集中力もない時にできる5つの対策

「勉強しなきゃいけないのに、生理期間と重なって集中できない……」

女の子なら誰もが経験する悩みだと思います。

こちらのページでは、生理でやる気も集中力もない時にできる5つの対策をわかりやすく解説します。

事前にできる対策も紹介してありますので、参考にしてもらえると嬉しいです。

集中できなくなる原因

生理で勉強できない位に集中力が無くなる理由

集中できなくなる原因で最も多いのは月経困難症だといわれていますので、こちらのページでは主に月経困難症について解説していきます。

まずは、生理について正しく理解して欲しいんです。

なぜなら、生理はこれから先もずっとお付き合いしていく存在だから。

実は生理って、喜ばしいイベントでもあるんです。

そもそも生理って?

生理は、女の子にとって毎月訪れる大切なイベントです。

生理の時、体のなかでは妊娠できる環境を作るための準備が行われています。

具体的には、子宮内膜といって赤ちゃんを育てるベッドのようなものを厚くします。ふかふかのベッドで寝た方が気持ちがいいですよね?

もし妊娠しなかった場合には、準備したベッドを剥がし落とす作業が行われます。

この一連の作業のなかで血が出たり痛みが生じたりするので、女の子にとっては不快な日々が続きます。

「生理」と聞くとマイナスなイメージばかりが浮かんでしまいがちですが、毎月生理がやってくるのは健康である証拠。

本来であれば、生理は喜ばしいイベントなのです。

最も多い原因は月経困難症

生理のことを別の呼び方で月経といいます。

月経困難症とは、月経に伴って起こる病的な症状で、日常生活に支障をきたして治療の対象になるものをいいます。

生理で勉強ができない女の子に最も多い原因が、この月経困難症といわれています。

月経困難症の症状は月経が始まる前、もしくは始まってから出現し、月経が終わる前や終わりと同時に消えていきます。

生理でやる気や集中力がなくなってしまうのは、まさにこの月経困難症の症状が出ている時なのです。

事前にできる対策とは?

生理で勉強できなくなるど悩む前にできる対策

「生理だと受験やテストで不利になってしまう……」

そう不安に思う女の子は多いと思います。

ここでは事前にできる対策として、

  • スケジュールを管理する
  • 医療機関を受診する
  • 生活習慣を整える

の3つを紹介します。

スケジュールを管理する

「基礎体温チェック」をいかしたスケジュール管理がおすすめです。

受験やテストは、前もってスケジュールがわかっていますよね?

「基礎体温チェック」をすることで、今が月経周期のどこにあたるのかを予想しやすくなります。

受験やテストの日程と月経周期を照らし合わせることで、たとえば月経困難症の症状が出そうな日には勉強量を落として、影響がなさそうな日には勉強量を増やすといった具合に調整が可能になります。

事前にある程度の予想をすることで少しは安心できるので、試してみてくださいね。

医療機関を受診する

月経困難症の症状にも個人差があります。

生理で集中できない理由に月経痛もあると思いますが、そもそも若い時には経血がうまく出せずに痛みを強く感じることも。

生理での症状に悩むことは決しておかしなことではありません。

あまりにも辛い時には医療機関を受診しましょう。

カウンセリングを受けたり薬をもらったりして、少しでも症状を和らげてくださいね。

生活習慣を整える

そもそも生理の症状は、生活習慣が大きな影響を及ぼします。

たとえば、睡眠時間をじゅうぶんに確保したり、栄養のある食事を心がけたり、ストレス源を減らしたりすることで、生理での悩みは少なくなります。

女の子は無理なダイエットをしてしまうケースも多いです。

極端に食事の量を減らしてしまうと、本来摂るべき栄養素まで失うことになります。

無理なダイエットがきっかけで生理が重くなる女の子はとても多いので、気をつけてくださいね。

生理で勉強できない時に試して欲しい5つの対策

生理で勉強できないほどに辛い時の対処方法

生理でやる気も集中力もない時にできる5つの対策を紹介します。

  • 当たり前のことだと受け止める
  • あえて1度勉強から離れてみる
  • こまめに休憩する
  • 早めに寝る
  • 頼れる人に相談する

では、1つずつ解説していきます。

当たり前のことだと受け止める

生理でやる気や集中力がなくなるのは、仕方のないことです。

当然、勉強でのミスも増えてしまうことでしょう。

でも、そのような期間なのだと自覚することも大切です。

イライラしてストレスをため過ぎてしまうと、余計に生理が重くなる原因にもなります。

当たり前のことだと受け止めて、自分に優しくしてあげましょう。

あえて1度勉強から離れてみる

受験やテストが近い時に勉強から離れることには、勇気が必要ですよね?

でも、あえてリフレッシュしてみることも大切です。

勉強をしている時は、気付かないうちに脳にもたくさんのストレスがかかっています。

生理で辛い時に勉強を頑張ろうとしていること自体、素晴らしいと思うんです。

お気に入りの音楽を聴いたり動画をみたりして、自分にご褒美をあげてくださいね。

ご褒美を楽しみにすることが、勉強を乗り越えるキッカケにもなりますよ。

こまめに休憩する

生理で集中できない時は、いつもより休憩のタイミングを増やしてあげるといいです。

おすすめの1つに、ポモドーロ・テクニックという勉強法があります。

これは、25分間勉強したら5分間休む。また25分間勉強したら5分間休むを全部で4回繰り返します。

4回目が終わったら15分〜30分間の長い休憩を入れてください。

ちなみに、このポモドーロ・テクニックという勉強法は、生理の時だけでなく普段勉強する時にもおすすめです。

早めに寝る

生理が辛くてどうしても勉強できない時は、スパッと勉強を止めて早めに寝ることも大切です。

寝ることで脳がリセットされ、脳疲労を取ることにもつながります。

早めに寝て早く起きることができれば翌朝の勉強時間が作れるので、トータルの勉強時間は変わりません。

頼れる人に相談する

生理の悩みを我慢して、相談しない女の子も多いそうです。

でも、女性であれば誰もが経験してきたこと。

家族や保健室の先生など、頼れる人に相談しましょう。

人生の先輩に相談したら、今回紹介した5つの対策意外にも貴重なアドバイスが聞けるかもしれません。

また、ただ悩みを打ち明けるだけで、心が楽になれたりストレス軽減につながったりもしますので、信頼できる人を頼ってみてくださいね。

まとめ

生理でも勉強をしなければならないときの上手な過ごし方

こちらのページでは、生理で勉強できない時の5つの対策を紹介しました。

生理でやる気や集中力がなくなるのは当たり前の現象なので、それを受け止めて自分に優しくすることも大切です。

また、事前にできる対策として、基礎体温チェックをいかしたスケジュール管理や生活習慣の改善もおすすめです。

どうしても無理な時は、医療機関を頼るのも方法の1つだと思います。

今回紹介した対策のなかから自分に合ったものを見つけて、生理期間の勉強を頑張ってくださいね。