寝る前のスマホは何時間前までにやめるのがベスト?快眠のコツ
この記事では、寝る前の何時間前にスマホをやめるのがベストなのか解説。
スマホをやめるための方法なども紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
寝る前のスマホは何時間前までにやめるのが良いのか
スマホは、寝る1時間前には使用をやめるのがベストとされています。
1時間前が厳しければ最悪30分前までにはやめましょう。
寝る前30分~1時間前にやめれば、スマホから発せられるブルーライトの悪影響を少なくできます。
1時間前までには、スマホが必要な用事・作業はすべて終わらせておくことが大切です。
音楽を聴いたり本を読んだりして、身体も心もリラックスして過ごせると良いですね。
寝る前のスマホが及ぼす身体的影響
人間の睡眠の質を左右する要素は、視覚・嗅覚・聴覚・温熱感覚・触覚の5つです。
その中でも特に重要とされているのが視覚。
PC・スマホからはブルーライトが発せられます。ブルーライトには睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌を抑制する性質があるのです。
メラトニンの分泌が抑制されると脳が覚醒してしまうため、寝付きにくくなってしまうことがあります。
そのほかにもブルーライトを浴びる身体的影響として、以下のようなものも考えられるでしょう。
自律神経の乱れを引き起こす恐れがある
自律神経には、交感神経と副交感神経の2種類があります。
緊張しているときに活性化する交感神経は、日中の時間帯に優位になるのが一般的。
リラックス状態になると活性化する副交感神経は、主に夜になると優位になるとされています。
寝る前にスマホを操作すると、夜であるにもかかわらず交感神経が活性化してしまうのです。
このように自律神経の乱れを引き起こす可能性があります。
肌トラブルにつながる恐れがある
ブルーライトは肌にも影響を与えるとされています。
紫外線と同様に肌の奥深くまで到達する性質を持っているため、しわ・シミなどの肌トラブルを引き起こす恐れがあるのです。
スマホを操作しているときは肌との距離が近くなってしまいやすいため、注意しましょう。
最近はブルーライトに対応した日焼け止めも販売されています。
肌に気を遣いたい人はぜひ活用してみてください。
寝る前のスマホをやめることにより得られる効果
寝る前のスマホをやめると、睡眠の質が向上し快眠を手に入れられるでしょう。
なかなか寝付けない・睡眠の質が悪いと感じているのであれば、寝る前のスマホ操作をやめてみてください。
また、スマホから発せられるブルーライトにはさまざまな悪影響があります。
自律神経の乱れや肌トラブルを引き起こす恐れもあるため、スマホを操作する時間を短くするだけでそのような悪影響を避けられるでしょう。
そして、寝る前に暗い部屋でスマホを操作していると視力が低下してしまう可能性があるのです。
長時間操作し続けることで眼が悪くなっていってしまう恐れが考えられます。
スマホを操作する時間を少なくすることで、視力低下を防げるでしょう。
このように寝る前のスマホ操作をやめるだけでも、さまざまな効果が得られます。
寝る前のスマホをやめるために試すべきこと
寝る前のすまほをやめるために、ぜひ以下の方法を試してみてください。
ベッドから遠いところにスマホを置く
なぜ寝る前のスマホがやめられないのかというと、ベッドから近いところにスマホを置いてしまうからです。
そのため、寝るときはベッドから遠いところにスマホを置くことで解決できる場合があります。
また、スマホだけでなく充電器も遠くに置いておくことが大切。
ベッドから移動しなければとれないところに置いておくと、取りに行くのが面倒になり自然と寝る前のスマホをやめられるでしょう。
これから寝ることを伝える
誰かとチャットや電話でやり取りしていると、寝る直前までスマホを操作してしまうことがあります。
なかなかやめられないのであれば、これから寝ることを宣言してしまうのもひとつの方法です。
宣言した後はスマホの電源を切ったり、ベッドから遠いところに置いたりしてすぐにスマホ操作をやめましょう。
寝る前の習慣をつくる
寝る1時間前に行う習慣をつくると、スマホを自然とやめられます。
読書や音楽を聴く、軽いストレッチを行うなどの習慣が身につくと、寝る前の時間つぶしにもなるでしょう。
また、寝る時間を習慣づけることで、身体が自然と眠くなるようになります。
ゲームなどのアプリを消去する
どうしてもやめられない最後の手段として、アプリを消去する方法も挙げられます。
スマホを操作する要因となっているアプリを消去することで、自然と寝る前のスマホをやめられるでしょう。
どうしても寝る前のスマホがやめられないときの対処法
寝る前のスマホをやめるといっても、習慣になってしまっていると難しい場合もあるでしょう。
どうしても寝る前のスマホがやめられない場合は、以下の対処法を試してみてください。
スマホの画面を暗くする
少しでもスマホから発せられるブルーライトを少なくするために、画面を暗くするのがおすすめです。
最近ではナイトモードが搭載されるスマホが多くなってきているので、そちらの機能を使うとよいでしょう。
ナイトモードは夜に使うことが推奨されている機能で、画面から出るブルーライトを軽減できます。
ナイトモードの設定方法は機種によって異なるため、操作方法を確認してみてください。
部屋の照明を暗くする
睡眠の質を高めるためには、部屋の照明を暗くするのがおすすめ。
寝る2時間前には間接照明に切り替えると良いでしょう。
最近はリモコンで明るさを調整できる照明も発売されています。
興味のある方はぜひそちらの購入も検討してみてください。
しかし部屋の照明が真っ暗な中でスマホを操作すると、視力が低下する恐れがあるため注意が必要です。
ブルーライト対策グッズを活用する
寝る前のスマホがやめられないときの対処法として、ブルーライト対策グッズを活用する方法も挙げられます。
ブルーライト対策グッズは種類がたくさんありますが、スマホ画面に貼るブルーライトカットフィルムがおすすめです。
画面を保護しながらブルーライトを軽減する優れた機能性があります。
ブルーライトカット眼鏡を併用すれば、さらに影響を軽減できるでしょう。
寝る前といわず、日中の使用にもおすすめです。
機能性の高い商品が増えてきているので、ぜひ自分に合うものを探してみてください。