サウナのマナー!初心者が最低限知っておくべきルールとは
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2021年11月11日

サウナのマナー!初心者が最低限知っておくべきルールとは

気持ちよく汗を流し、リフレッシュ効果が得られるサウナ。
サウナに興味があるけれど、マナーがまったくわからないので、利用するのが不安だという方もいることでしょう。

そこで今回は、初心者が最低限知っておくべきマナーやルールなどを具体的にお伝えいたします。

本記事でご紹介したことを知っておけば、初めての方でも、気軽にサウナが楽しめるようになるはずです。
ぜひ、参考にしてみてください。

サウナの入り方

まずは、サウナの入り方から見ていきましょう。

①サウナを利用する前にしっかりと水分補給を!

サウナを利用する前に、やっておくことは水分補給です。
室内は高温多湿となっており、大量に汗をかく環境となっています。
そんな中でずっとすごしていると、体内の水分が奪われてのどが渇きやすくなったり、脱水症状を起こしてしまったりすることがあります。
万一、サウナ室内で倒れてしまったら、自分の体を壊してしまうだけでなく、他のお客さんやそのお店のスタッフにも迷惑をかけてしまうことにもなりかねません。
そのような事態を避けるためにも、ペットボトルのお水を飲むなどして、しっかりと水分補給をしておきましょう。

②体や頭などを洗っておく

サウナに入る前に、体や頭を洗っておくことも大切なマナーです。
室内は高温になっており、臭いが充満しやすい環境となっています。
汗くさい体のままで入室してしまうと、他のお客さんを不快にさせてしまう恐れがありますので、気をつけましょう。
体や頭をきれいに洗って、清潔な状態で入室するようにしてください。
体を洗うことで、皮膚の汗腺についた汚れが落ちて、気持ちよく汗がかきやすくなるというメリットもあります。

③水風呂へ入る前にかけ湯をする

水風呂へ入る際にも、かけ湯をして汗を流しておくのがマナーです。
かけ湯には、サウナへ入る前に、体を慣らしておくという目的もあります。
水風呂に浸かる際には、タオルを濡らさないように気をつけてください。

④体を拭いておく

体が濡れた状態でサウナ室へ入るのは、絶対に避けましょう。
バスタオルなどで体の水分をできる限り拭き取ってから、サウナ室へ入室してください。

サウナ室でのすごし方

次は、サウナ室内でのすごし方のマナーやルールについて、ご紹介します。

①座るときにはタオルを敷いておく

サウナ室へ入る際には、タオルを持参しましょう。
ベンチなどに座る際には、タオルを敷いておくのがマナーとなっているからです。
タオルを敷かずに直接座ってしまうと、流れ出た汗が残ってしまい、後から来たお客さんが不快に感じてしまいます。
サウナ施設によっては、サウナ専用マットやバスタオルの貸し出しを行っているとこもありますので、自分のタオルを持参するのが面倒な方は、レンタル品を活用してみるとよいでしょう。
なお、サウナ室内で、汗で濡れたタオルを絞るのはNGです。
また、タオルやマットで場所とりをするのもマナー違反となりますので、注意しましょう。

②大きな声での会話を控える

サウナ室内に入ったら、静かにすごすのがマナーです。
友人同士でサウナを利用しているときや、たまたま知り合いがいたりすると、ついつい大きな声で話しがちです。
大声での会話は他のお客さんの迷惑となりますので、絶対に止めましょう。

③長時間サウナを利用しないこと

サウナを利用する際には、時間にも気をつけましょう。
長時間独占してしまうと、ほかのお客さんが利用できなくなってしまいます。
また、サウナ室内で長時間すごしていると、体に負担がかかってしまうというリスクもあります。
サウナの利用時間については、1回あたり6分~12分くらいが目安といわれています。
初めての方は、無理をせずに、4~5分程度の短時間でも構いません。
当日の自分の体調を考慮した上で、適切な時間内でサウナを利用するようにしてください。

④横にならないこと

サウナの中にいると、頭がぼんやりしてきて、ついつい横になりたくなる人もいることでしょう。
寝転ぶ行為は、マナー違反です。
ほかのお客さんが座る場所を奪ってしまいますので、控えるようにしてください。

サウナ室を出た後

最後に、サウナ室を出た後のマナーやルールについても、見ていきましょう。

①脱衣所で長居をしないこと

サウナから出たら、脱衣所で、汗で濡れた体を拭いたり、着替えを済ませたりします。
脱衣所は、ほかのお客さんの出入りが多い場所となりますので、長居をしないように気をつけてください。
脱衣所内で、大声で会話するのもNGです。

②着替えやごみなどをきれいに片付けておく

サウナ後は、体の水分が失われている状態です。
しっかりと水分補給を行うようにしましょう。
飲み終わった飲料水のペットボトルや空き缶などは、分別してゴミ箱へ捨てるか、持ち帰るようにしてください。
バスタオルやマットなどをレンタルした場合は、所定の場所へ戻すようにしてください。

お店のルールも確認しておく

お店によっては、アクセサリー類を外す、小学生以下は利用できないなど、独自のルールが設けられていることもあります。
利用前によく確認しておくとよいでしょう。